サイバーショットT30 その3

実はこの機種を選んだ理由の1つに、液晶モニタが3インチと大きいこともある。
デジカメの用途に限らず、フォトビューワ代わりに使えないかと考えていたのだが、実際に試して見ると一筋縄ではいかなかった。
最初はとにかく画像をJPEGにして、ファイル名をDSC?????.jpgにして、メモリースティックに書き込んだが、実際にT30で見ようとすると「ファイルエラー」となり絵が表示されなかった。
どうやらT30でJPEGファイルのExif情報があるかどうかチェックしているらしい。
どうやって(もともとExifのない)JPEGファイルにExif情報をつけるかが問題だ、Exifを残したままJPEGファイルをレタッチするフリーソフトを利用する方法もあるのだが、1枚ずつ作業するのに結構手間がかかるので断念。
そうした中、意外に身近なツールで、少し手間を減らせる方法が見つかった。
それは、T30に付属していたサイバーショットビューアというソフトである。
いったんサイバーショットビューアにExifのないJPEGファイルを取り込んで、その画像をサイバーショットビューアの編集機能でレタッチするのだ。
ほんのわずかでも編集をすれば良いので、シャープネスを1メモリだけ上げるという編集をして、それを上書きすれば良い。(もちろんファイル名はDSC?????.jpgにする)これで、メモリースティックに書き込めば、T30でちゃんと表示されるようになった。しかも、サムネイルまでちゃんと作ってくれている。
JPEGにさえすれば、元が写真でなくてイラストでも表示できる。
この方法でイラストを表示させてみて改めて感じたが、T30の液晶画面は結構鮮やかな発色で見やすいと思う。