画像コンポジット用ソフトを自作

これまでにインターバル撮影した写真を使って、大量コンポジットをやってみたいと思ったのだが、巷に出回っているツールは、星景写真用に「比較(明)」での合成をするソフトが多い。
そこで、連休の間に、相加平均で合成をするソフトを自作した。
ソフト開発に使った言語はVisualBasic.NETで、それほど処理速度は速くないが、なんといっても、自分の好きなように合成方法を追加出来るのがメリットである。
既存のフォトレタッチソフトにあるような合成方法もいくつか入れたが、自分独自の合成方法として、「比較(高彩度)」という方法を作った。
全部の画像の同じ位置の色を比べて、最も彩度の高い色を残すという処理なのだが、実際に作って合成してみると、自分でも思ってもみなかった画像が出来上がった。

これは、三脚に固定したカメラで大阪城をインターバル撮影した写真を10枚程度合成したものだが、動いた雲が、まるで白ペンキを塗ったかのような見え方になっている。